12日に開幕する男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に出場する全8選手が出揃い、現地時間10日の夜にトリノの王宮広場でフォトセッションが開かれた。>>ダニエルら松山チャレンジャー組み合わせ<<…

12日に開幕する男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に出場する全8選手が出揃い、現地時間10日の夜にトリノの王宮広場でフォトセッションが開かれた。
>>ダニエルら松山チャレンジャー組み合わせ<<
>>ダニエル 太郎 松山チャレンジャー決勝 1ポイント速報<<
Nitto ATPファイナルズはシーズンの獲得ポイント上位8選手のみが出場できる大会で、1970年に東京で前身となるペプシ・グランプリ・マスターズ(東京体育館)が開催。以降は世界中で毎年持ち回りで開催されていたが、2009年から2020年まではロンドンのO2アリーナで、2021年以降はトリノのパラ・アルピツアーで熱戦が繰り広げられている。
8選手が4人ずつ2グループに分かれてラウンドロビン方式で争われる同大会。勝ち上がりによってはラウンドロビンで1度敗れた選手も優勝の可能性もあるほか、ラウンドロビンで戦ったカードが決勝で対戦することもあり、普段のツアー大会とは異なったレギュレーションとなる。
さらに、今大会の賞金総額は過去最高の1,500万ドル。シングルスで全勝優勝を達成すると480万1500ドル(約7億2,150万円)を手にすることとなり、2022年大会全勝優勝のジョコビッチが獲得した474万300ドル(約7億1,240万円)を超え、テニス史上最高額の賞金となった。
【シングルス賞金の詳細】
・出場賞金(Participation Fee) 1試合:16万2,750ドル(約2,450万円)2試合:24万4,125ドル(約3,670万円)3試合:32万5,500ドル(約5,000万円)
・ラウンドロビン・マッチ勝利(Round-robin match win) 39万ドル(約5,900万円)
・準決勝勝利(Semi-final match win) 110万5,000ドル(1億6,600万円)
・優勝(Final win) 220万1,000ドル(約3億3,000万円)
・全勝優勝(Undefeated champion) 480万1500ドル(約7億2,150万円)
【Nitto ATPファイナルズの組合せ】
<グリーングループ>
N・ジョコビッチ(セルビア)
J・シナー(イタリア)
S・チチパス(ギリシャ)
H・ルーネ(デンマーク)
<レッドグループ>
C・アルカラス(スペイン)
D・メドベージェフ
A・ルブレフ
A・ズベレフ(ドイツ)
大会初日となる12日はシナーvsチチパス、ジョコビッチvsルーネのグリーングループ第1戦が組まれている。