【プレミアリーグ】ウルブス2-1トッテナム(日本時間11月11日/モリニュー・スタジアム) 【映像】ノールックのヒールパスからのコンビネーションでトッテナム先制!  2試合ぶりの首位奪還とはならなかった。  トッテナムは前節、チェルシーに敗…

【プレミアリーグ】ウルブス2-1トッテナム(日本時間11月11日/モリニュー・スタジアム)

【映像】ノールックのヒールパスからのコンビネーションでトッテナム先制!

 2試合ぶりの首位奪還とはならなかった。

 トッテナムは前節、チェルシーに敗れたことで今季のプレミアリーグ初黒星を喫していたなか、11日にウルブスのホーム、モリニュー・スタジアムに乗り込んだ。

 3分にブレナン・ジョンソンのゴールで先制に成功したが、試合終了間際の90+1分と90+7分にゴールを許し、土壇場での大逆転劇を食らって1-2と敗れてしまった。

 今節はチェルシー戦で退場したクリスティアン・ロメロとデスティニー・ウドジェが出場停止、ミッキー・ファン・デ・フェンやジェームズ・マディソン、リシャルリソンらも怪我で不在と、かなり苦しい台所事情で臨まなければいけなかった。

 アンジェ・ポステコグルー監督は試合後、メディアの対応に対して冷静にゲームを振り返っている。

「明らかに失望している。特に、あれだけ遅い時間帯に起きたことだからね。ただ、これもフットボールの苦しみの一部であり、そのような状況で物事が起こった場合は、それを受け止めるしかない。選手たちの努力や献身を責めることはできない。とにかくウルブス戦は厳しい試合になるのは目に見えていた。ただ、耐え切れなかった」

 試合に敗れたことへのショックに触れつつも、選手たちを批判することはなかった。

 また「前半はいいスタートを切れたと思うが、もう少し積極的にボールを奪えたはずだ。特に4バックのうち3人が事実上初出場ということで、同じような流動性は得られないだろう」という発言からも、チームが苦境に立たされていたことが伝わってきた。

 トッテナムは次節インターナショナルマッチウィークを挟んで、好調アストン・ヴィラと対戦する。今節出場停止処分で欠場したウドジェはこの試合に出場できるが、ウルブス戦で今季5枚目のイエローカードをもらったイヴ・ビスマが累積警告で欠場となる。

 マディソンに続き、もう一人の中盤の要が欠場する中で、怪我から復帰を果たしたロドリゴ・ベンタンクールをはじめとするサブ組の奮闘が、この厳しい時期を乗り越えるためには欠かせないだろう。

(ABEMA/ブンデスリーガ)