第103回全国高校ラグビーフットボール大会群馬県予選の決勝が11日、前橋市敷島町のアースケア敷島サッカー・ラグビー場であった。明和県央が31―0で桐生第一に勝ち、昨年に続き同一カードを制した。明和県央の優勝は2年連続10回目。 明和県央は…

 第103回全国高校ラグビーフットボール大会群馬県予選の決勝が11日、前橋市敷島町のアースケア敷島サッカー・ラグビー場であった。明和県央が31―0で桐生第一に勝ち、昨年に続き同一カードを制した。明和県央の優勝は2年連続10回目。

 明和県央は前半から、関口晃生(1年)が二つのトライを決めるなどの活躍をみせ、桐生第一を突き放した。ディフェンスは大会を通じて無失点。体重100キロを超える選手たちが力強く相手にぶつかり、ボールを展開させなかった。

 試合後、上原渉主将は「粘り強いディフェンスで無失点で勝てたことがうれしい。群馬のチームは強いと思われるようなラグビーを全国で見せたい」と話した。

 全国大会は、12月27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。(吉村駿)