砂の超大物との呼び声が高いヤマニンウルス(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)が、日曜京都8Rの3歳上2勝クラス(ダ1900m)で7カ月ぶりの実戦を迎える。  ヤマニンウルスは父ジャスタウェイ、母ヤマニンパピオネ、母の父スウェプトオーヴァーボード…

 砂の超大物との呼び声が高いヤマニンウルス(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)が、日曜京都8Rの3歳上2勝クラス(ダ1900m)で7カ月ぶりの実戦を迎える。

 ヤマニンウルスは父ジャスタウェイ、母ヤマニンパピオネ、母の父スウェプトオーヴァーボードの血統。母は小倉芝1200mの新馬をレコード勝ちするなど、全4勝を1200m以下で挙げた快足馬。半兄のヤマニンサンパ、近親のヤマニンサルバムはオープンで活躍している。

 ここまで2戦2勝。昨年8月の新馬(小倉ダ1700m)は、番手から3角で先頭に立って圧巻のレコード勝ち。2着との4秒3差はJRA平地競走の最大着差だった。その後、半年の休養を挟み、復帰戦となった今年4月の3歳1勝クラス(ダ1800m)も、好時計で6馬身差の圧勝。休み休みでしか使えていないのがネックだが、全く底を見せていない。

 ここは昇級戦となるが、時計の比較でいえば、おそらくは通過点。武豊騎手が負傷したために乗り替わりとなるが、C.ルメール騎手なら不安もない。またも衝撃の勝ちっぷりを見せてくれそうだ。