【侍ジャパン練習試合】日本代表-巨人(11月10日/SOKKENスタジアム)  井端新監督率いる野球日本代表「侍ジャパン」が、宮崎での秋季キャンプで初陣となる巨人との練習試合を行った。その8回、ライトを守る万波中正(日本ハム)が驚異的な守備…

【侍ジャパン練習試合】日本代表-巨人(11月10日/SOKKENスタジアム)

 井端新監督率いる野球日本代表「侍ジャパン」が、宮崎での秋季キャンプで初陣となる巨人との練習試合を行った。その8回、ライトを守る万波中正(日本ハム)が驚異的な守備範囲を披露。ファウルと思われた打球をスライディングキャッチでアウトにしてみせた。

【映像】万波のツルツルスライディング

 随所に守備で好プレーが飛び出したこの試合。今季ブレイクした万波も、その身体能力をいかんなく発揮した。8回、巨人の攻撃は2死二塁で山瀬慎之助がこの日2度目の打席に入る。山瀬は2球目のストレートを打ち返すと、大きな打球がライトのファウルゾーンへ。誰もがファウルだと思った次の瞬間、激走していたライトの万波が現れると、最後は華麗なスライディングキャッチで打球を好捕。球場からは「おおお!」という歓声とともに拍手が沸き起こった。

 常人では考えられない守備範囲の広さに中継を見ていたファンからも「とったんか」「それとるんかーい」「すごくて草」「万波ファインプレー!」「かっけえわ」「ひっろw」など称賛や驚きの声が続出。解説を務めた元プロ野球選手の内川聖一氏は「あそこまで守備範囲なんだなあ…」と半ば呆れたように呟いていた。

 抜群のフィジカルから繰り出される長打と守備でファンを魅了する万波。「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」本番でも、見る者を驚かせるプレーに期待したい。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)