11月10日(現地時間9日)、ミルウォーキー・バックスは敵地でインディアナ・ペイサーズと対戦した。 試合序盤から激しいオフ…
11月10日(現地時間9日)、ミルウォーキー・バックスは敵地でインディアナ・ペイサーズと対戦した。
試合序盤から激しいオフェンスをぶつけ合う展開となったこの一戦。バックスはエースのヤニス・アデトクンボが怒涛の勢いで得点を挙げ、巧みなステップインやタフショットでオフェンスをけん引する。第4クォーターの最後まで激闘は続いたが、残り約1分からアデトクンボが続けてターンオーバーを犯す苦しい状況に。最後はフリースローで逃げ切られ、最終スコア124-126で悔しい黒星を喫した。
試合は落としてしまったが、フィールドゴール成功率は76.0パーセント(25本中19本)と高いフィニッシュ力を披露し、54得点12リバウンドと驚異的なダブルダブルを叩き出したアデトクンボ。しかしターンオーバーは8を数え、うち終盤で犯した2本は白星を逃すミスとなった。
現地メディア『Milwaukee Journal Sentinel』によると、アデトクンボも「二つのポゼッションでボールを大事にできなかった。シュートを打たなきゃいけなかったけど、僕が疲労していたのもあって、彼らが勝利をつかんだと思う」と、後悔の表情を浮かべたようだ。
第3クォーターの途中でエイドリアン・グリフィンヘッドコーチが退場処分を受けるアクシデントにも見舞われたバックス。アデトクンボへのファウルが甘いことに不服を申し立てたことが原因で、指揮官はその行為を正当なものと主張した。
「ヤニスがかなり激しく当たられているように感じたから意見を言ったんだ。次はもう少し慎重にやるよ。彼(ヤニス)は素晴らしい人間で、笛に文句を言わないし、審判にも敬意を払っている。だからこそ、彼を守るのも私の責任だ」
キャリアハイまであと1点に迫るパフォーマンスを発揮したヤニス。あと一歩のところで勝利は逃してしまったが、次の試合ではコントロール力を取り戻し、チームを勝利に導いてもらいたい。
【動画】バックスvsペイサーズの第4Q終盤!