男子テニスのユニ・チャームトロフィー愛媛国際オープン(日本/松山、ハード、ATPチャレンジャー)は9日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのダニエル太郎が世界ランク275位のM・エチャルギ(チュニジア)を6-2, 3-6, 6-2のフル…

男子テニスのユニ・チャームトロフィー愛媛国際オープン(日本/松山、ハード、ATPチャレンジャー)は9日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのダニエル太郎が世界ランク275位のM・エチャルギ(チュニジア)を6-2, 3-6, 6-2のフルセットで破り、チャレンジャー大会2週連続のベスト8進出を果たした。
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30歳のダニエルは前週のNSWオープン(オーストラリア/シドニー、ハード、ATPチャレンジャー)に第3シードとして出場。決勝で第6シードのM・ポルマンズ(オーストラリア)を6-2, 6-4のストレートで破り、チャレンジャー大会で約3年ぶり8度目の優勝を飾って帰国した。
8日に行われた1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク1768位の中川舜佑をストレートで下し初戦突破を決めていたダニエル。この日も第1セット第1ゲームでブレークに成功し勢いを得たが、直後の第2ゲームでブレークバックされる。それでもダニエルは第3ゲームで再びブレークを奪うと第7ゲームでもブレークに成功し先行する。
第2セットでは序盤第2ゲームでブレークされるも、第3ゲームでブレークバック。しかし、第6ゲームで2度目のブレークを許すとその後は挽回できずにセットカウント1-1に追いつかれた。
ファイナルセット、ダニエルはファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどエチャルギにブレークチャンスを与えないプレーを披露。リターンゲームでは第6ゲームでワンチャンスをものにしブレークすると、ゲームカウント5-2で迎えた第8ゲームで勝利を決めるブレークを奪い、2時間25分の熱戦を制した。
準々決勝では第8シードのハウ・ユーシウ(台湾)と世界ランク252位の清水悠太のどちらかと対戦する。
同日には第2シードの望月慎太郎、第4シードの島袋将も2回戦に登場したが、それぞれストレートで敗れ姿を消している。