C.ルメール騎手がブレイディヴェーグ(牝3、栗東・宮田敬介厩舎)で、エリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)の3年ぶり3勝目を狙う。  ルメール騎手はこれまでエリザベス女王杯に17回騎乗。08年のリトルアマポーラ、20年のラッキ…

 C.ルメール騎手がブレイディヴェーグ(牝3、栗東・宮田敬介厩舎)で、エリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)の3年ぶり3勝目を狙う。

 ルメール騎手はこれまでエリザベス女王杯に17回騎乗。08年のリトルアマポーラ、20年のラッキーライラックで2勝を挙げている。また、16年には単勝61.6倍のシングウィズジョイを2着に導き、複勝1,200円の好配当を演出。これはルメール騎手のJRA・GIにおける複勝の最高配当となっている。

 今年のパートナーはブレイディヴェーグだ。ここまで4戦2勝、2着2回。重賞初挑戦のローズSも、後方からメンバー中最速となる上がり3F32秒9をマークして1馬身半差の2着。勝ったのは後の秋華賞2着馬マスクトディーヴァと、実に価値がある内容だった。今回は初の2200mとなるが、前々走の3歳上1勝クラス(東京芝2000m)が好時計での圧勝。今回GI初挑戦だが、十分にチャンスはある。

 ルメール騎手は3週前の菊花賞をドゥレッツァ、2週前の天皇賞(秋)をイクイノックスで制覇。先週のBCクラシックでもデルマソトガケを2着に導くなど、手綱捌きが冴え渡っている。ここで自身5回目となる国内GI・3連勝を期待したい。