この春、聖地・神宮の舞台で躍動した選手たちを、さまざまな部門に分けて紹介する「BIG6's Top 3 players」。
第7回は“走者を出さない投手”ランキング。野球を数字で紐解くセイバーメトリクスの観点から、今回は「※WHIP」=「走者を出さない投手」に注目してランキングを発表します!

※WHIP
Walks plus Hits per Inning Pitchedの略で、1投球回あたりの与走者を示す数値。(与四球 + 被安打) ÷ 投球回によって計算され、低数値であるほど「走者を出さない投手」と言える。

◇3位 WHIP 0.98
立教・田中誠也(2年 大阪桐蔭)
10試合 防御率2.93 投球回55回1/3 被安打42 与四球12

最速は130キロ台後半も、変化球とのコンビネーションで奪三振の約7割がストレートとチェンジアップで占める。無尽蔵のスタミナも持ち味で、今季リーグトップの834球を投じた。今春は主戦級の2投手(オリックス・澤田圭佑、埼玉西武・田村伊知郎)が抜けて、開幕投手に抜てきされるも5回4失点。しかし、続く法政3回戦では1安打ピッチングで打者27人を完封してリーグ戦初勝利を挙げると、シーズンを通して大活躍。自身初のベストナインを獲得し、さらには全日本大学野球選手権でもチーム59年ぶり全国制覇に貢献した。

▼高校時代の主な成績: 2014年夏の甲子園優勝

優勝した2年夏の甲子園で2試合に先発登板。3回戦の八頭戦では無四球完封勝利を挙げた。翌2015年夏の大阪予選では初戦で同じく優勝候補の履正社と激突。寺島成輝(ヤクルト)との投げ合いを制して5対1で勝利を収めた。しかし、準々決勝で姫野優也(北海道日本ハム)らを擁する大阪偕星に2対3で完投負けを喫して甲子園出場を逃した。