女子テニスの最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)は4日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)が第3シードのC・ガウフ(アメリカ)を6-2, 6-1のストレートで破り、決勝進出を果…

女子テニスの最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)は4日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)が第3シードのC・ガウフ(アメリカ)を6-2, 6-1のストレートで破り、決勝進出を果たすと共に初優勝に王手をかけた。
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同大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場できるシーズン最後の大会であり、賞金総額は900万ドル(約13億5,100万円)。4名ずつ2グループに分かれ総当たりで対戦し、各組上位2名が準決勝に進出する。
29歳のペグラは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で8強入り。8月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)を含む2勝を挙げるなど安定した成績を残し2年連続の最終戦出場を決めた。
初出場となった昨年大会では予選ラウンドロビンで勝利を挙げれず3連敗で大会を後にしていたペグラだったが今大会では3戦全勝で4強入りを決めた。
準決勝の第1セット、第1ゲームで40-0としブレークチャンスを握ると最後は強烈なリターンエースを決めブレークに成功。第4ゲームでブレークバックを許したものの第5ゲームから4ゲーム連取に成功し先行する。
続く第2セット、ペグラはファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。サービスゲームが安定しないガウフに対し3度のブレークを奪い、わずか1時間で勝利した。
勝利したペグラは決勝で第1シードのA・サバレンカと第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)の勝者と対戦する。
また、ガウフとペグラはダブルスにも出場しており、予選第3戦で第6シードのL・シゲムンド(ドイツ)/ V・ズヴォナレーワ組と顔を合わせる。