輝きを増す三笘。その突破力はリーグでも屈指だ(C)Getty Images イングランド2部で輝きを放つ若きオランダ人プ…

輝きを増す三笘。その突破力はリーグでも屈指だ(C)Getty Images

 イングランド2部で輝きを放つ若きオランダ人プレーヤーの比較対象として、ブライトン三笘薫の名前が挙がっている。

 英サッカーサイト『FootballFanCast』は現地時間11月2日(日本時間3日)、リーズ・ユナイテッドのフォワード、クライセンチオ・サマービルの特集記事を配信。その中で、22歳のサマービルは今後、三笘のプレーを追求すべきであるとの主張を綴っている。

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 サマービルは今季の英2部に属するリーズで、チーム最多となる6得点をマーク。ウイングプレーヤーとしてのその高いパフォーマンスから今冬、プレミアリーグクラブへの移籍も噂されている。

『FootballFanCast』では、オランダ人ジャーナリストのスレイマン・オズテュルク氏が、サマービルと三笘を「完璧な左ウイング」と評していることを紹介。「サマービルのプレーは日本代表FWを彷彿とさせる。オランダの逸材は現時点で2部リーグ最高の選手かもしれない」との見解も示していたという。

 さらに同メディアも「ミトマとの比較は興味深い。ともに、右利きの左ウィンガーであり、得点を決めたりゴールを決めたりするクオリティーを持ちながら、エキサイティングなドリブラーでもある。ディフェンダーを翻弄し、サポーターを興奮させることができる選手だ」として、両選手のアタッカーとしてのスキルを高く評価。

 また、三笘については「過去365日間の5大リーグとヨーロッパの大会において、90分あたりのプログレッシブ・キャリー数で上位にランクされている。これは、彼がドリブルでボールをピッチに運ぶ能力において、ヨーロッパでもトップクラスのフォワードであることを示している」とドリブルの特徴にも言及。

 その上で「ミトマと同様、サマービルもまた、チームをピッチの前線へと導く優れたボール保持者である」とドリブラーとしての資質を称えながら、現所属クラブ内での貢献度の高さも指摘。同メディアは22歳に対し「次のステップは、残りのシーズンを通して安定したプレーを続け、ミトマの足跡をたどり、トップリーグでレギュラーとしてゴールやアシストに貢献できる優れたウイングになることだ」とキャリア面においての見込みを述べている。

 三笘も今後、さらなるステップアップも期待されている一方で、若手選手にとってはすでに目指すべき存在でもあるようだ。欧州での道を切り開き、さらに上を目指す三笘は、あらゆる面でその価値を高め続けている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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