女子テニスの最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)は3日、シングルス予選ラウンドロビンの第3戦が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第6シードのO・ジャバー(チュニジア)を6-1, 6-…

女子テニスの最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)は3日、シングルス予選ラウンドロビンの第3戦が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第6シードのO・ジャバー(チュニジア)を6-1, 6-2のストレートで破り、3戦全勝でベスト4進出を果たした。これにより、準決勝は第1シードのA・サバレンカと対戦することが決まった。
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同大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場できるシーズン最後の大会であり、賞金総額は900万ドル(約13億5,100万円)。4名ずつ2グループに分かれ総当たりで対戦し、各組上位2名が準決勝に進出する。
22歳のシフィオンテクは今季、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)やチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)を含む5大会で優勝。しかし、先月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では4回戦で屈すると大会後の世界ランキングで75週ぶりに1位から陥落した。
最終戦に出場するのは今回が3年連続3度目。昨年大会は予選ラウンドロビンを全勝で勝ち上がったものの準決勝でサバレンカに敗れ、決勝進出を逃していた。
そのシフィオンテクは今大会、第1・第2戦と勝利し第3戦を迎えた。ジャバーと顔を合わせたこの日、シフィオンテクは1度のブレークを許すもリターンゲームでは10度のブレークチャンスの内5度をものにし1時間7分で勝利した。
準決勝で世界ランク1位のサバレンカと対戦することとなったシフィオンテクは「決して簡単ではない。自分のベストを尽くし、コートでやりたいことに集中するだけ。私たちはいつも、本当にエキサイティングで精神的にも肉体的にもタフな試合をしているわ」と明かした。
シフィオンテクとサバレンカはこれまで8度対戦しシフィオンテクの5勝3敗。直近では今年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)決勝で対戦しており、サバレンカが6-3, 3-6, 6-3のフルセットで勝利している。
なお、もう一方の準決勝では第3シードのC・ガウフ(アメリカ)と第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)が対戦する。
【GNPセグロス・WTAファイナルズのシングルスの組合せ・結果】
・バカラー グループ
J・ペグラ 3勝0敗
A・サバレンカ 2勝1敗
E・ルバキナ(カザフスタン) 1勝2敗
M・サッカリ(ギリシャ) 0勝3敗
・チェトゥマル グループ
I・シフィオンテク 3勝0敗
C・ガウフ 2勝1敗
O・ジャバー 1勝2敗
M・ボンドロウソワ(チェコ) 0勝3敗