男子テニスのNSWオープン(オーストラリア/シドニー、ハード、ATPチャレンジャー)は4日にシングルス準決勝が行われ、第3シードのダニエル太郎が第2シードのR・ヒジカタ(オーストラリア)を3-6, 6-2, 7-6 (7-5)の逆転で破り…

男子テニスのNSWオープン(オーストラリア/シドニー、ハード、ATPチャレンジャー)は4日にシングルス準決勝が行われ、第3シードのダニエル太郎が第2シードのR・ヒジカタ(オーストラリア)を3-6, 6-2, 7-6 (7-5)の逆転で破り、決勝進出を果たした。
>>ダニエル太郎 決勝戦 1ポイント速報<<
30歳で世界ランク97位のダニエルは今大会、1回戦で同308位の内山靖崇の途中棄権により初戦突破を決めると2回戦では同306位のL・サビル(オーストラリア)を下しベスト8進出。準々決勝では第5シードの望月慎太郎と対戦したが第1セット途中で望月が棄権したため4強入りした。
第2シードのヒジカタとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、第2ゲーム途中で雨天により試合が2時間以上中断される。再開後、ダニエルはその第2ゲームでブレークを奪われると、その後ブレークバックを果たせず先行される。
それでも第2セット、ダニエルはファーストサービス時に88パーセントの確率でポイントを獲得しヒジカタにブレークを許さず、リターンゲームでは2度のブレークに成功し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、両者ともに相手にブレークを与えない拮抗した展開となり、勝負はタイブレークに突入する。タイブレークでは3ポイント目でダニエルがフォアハンドのパッシングショットを決め、先にミニブレークに成功。その後一度は追いつかれたものの、ダニエルは7ポイント目で再びミニブレークを奪い、激闘を制し決勝進出を果たした。
勝利したダニエルは決勝で第1シードのT・コキナキス(オーストラリア)と第6シードのM・ポルマンズ(オーストラリア)の勝者と対戦する。