05年の天皇賞(秋)を制したヘヴンリーロマンスを母に持つディフェリ(牝2、栗東・松永幹夫厩舎)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビューする。  ディフェリは父Mendelssohn、母ヘヴンリーロマンス、母の父サンデーサイレ…

 05年の天皇賞(秋)を制したヘヴンリーロマンスを母に持つディフェリ(牝2、栗東・松永幹夫厩舎)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビューする。

 ディフェリは父Mendelssohn、母ヘヴンリーロマンス、母の父サンデーサイレンスの血統。父は17年のBCジュベナイルターフ、18年のUAEダービーを制した芝ダート二刀流の活躍馬。そして母は05年の天皇賞(秋)など重賞3勝の名牝。母としても素晴らしく、16年のJBCクラシックを制したアウォーディー、牝馬ながら交流ダート重賞を6勝したアムールブリエ、16年のUAEダービー覇者のラニなど、多くの活躍馬を輩出している。

 ディフェリはここまで入念に攻めを消化してきたが、そこまで目立った時計は出ていない。加えて兄姉が得意としたダートではなく、芝でのデビューとなるが、実戦で変わり身を見せられるか。その走りに注目したい。