山本(左)と今永(右)。ともに日本を代表する怪腕は米球界での評価も上々だ。(C)Getty Images 現地11月2日…

 

山本(左)と今永(右)。ともに日本を代表する怪腕は米球界での評価も上々だ。(C)Getty Images

 

 現地11月2日、MLB公式サイトは、今オフにフリーエージェント(FA)となった選手一覧を公開。各球団の強化とともに、各選手の契約の行方などの話題が一気に広まった。

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 キャリア初のFAを迎えた大谷翔平(エンゼルス)はもちろん、注目を集めるのはメジャーで活躍を続けているタレントばかりではない。ポスティングを含めた国外からの移籍を目論む選手たちにも脚光が当てられている。

 MLB公式サイト『MLB.com』は、FA選手リストが公示された2日、「メジャーリーグですぐに見られるかもしれない日韓球界にいるスター選手」の特集を掲載。それぞれポスティングが有力視されている山本由伸(オリックス)、今永昇太(DeNA)、イ・ジョンフ(キウム=KBOリーグ)らが一挙に紹介された。

 日韓両球界の精鋭たちがリストアップされた。そのなかでいの一番に紹介されたのは、山本だった。「今冬は日本や韓国のトップリーグからメジャーリーグに移籍する選手が、『過去最強のクラス』の市場になると業界関係者は言っている」と記事をまとめたジョン・モロシ記者は、山本の3年連続沢村賞など華々しい実績を紹介した。

 そのうえで、モロシ記者はヤンキース、レッドソックス、ドジャース、カージナルスを「最有力候補」と断言。「彼はコウダイ・センガの5年7500万ドル(約102億4000万円)を軽く超える契約を手にすると複数の関係者が言っている」と業界内での情報を紹介している。

 また、モロシ記者は山本と同様にポスティングが有力視されている今永も「速球とキレのあるスプリッターを武器とし、エリートクラスの競争力を持っている」と絶賛。「ポストシーズン進出を目指すチームの先発ローテの3、4番手の先発になるだけの力があると見られている」とし、フィリーズ、カブス、パドレス、ジャイアンツによる関心を伝えている。

 そのほかの日本人選手では、松井裕樹(楽天)と上沢直之(日本ハム)もモロシ記者は「興味深い存在だ」とピックアップ。前者については「独特なリリースをするサウスポーで、MLB球団の守護神としては見られていないが、7回に使えるリリーバーとして契約する可能性は十分ある」と断言。そして後者については「ロングリリーフか第2先発として契約される可能性が高い」としながらも、「ウワサワはシアトル近郊のドライブラインでトレーニングを積んでおり、変化球をどう組み込むかについて高度な感覚を磨いている」と期待を込めた。

 いずれも日本球界で確かな実績を積み上げてきた4投手だ。それだけに今冬にいかなる契約を、どの球団と締結するかは興味深く見守りたいところだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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