Bリーグは11月3日、初代チェアマンで名誉会員の川淵三郎氏が2023年度の文化勲章を受章したことを発表した。  かつて日本サ…

 Bリーグは11月3日、初代チェアマンで名誉会員の川淵三郎氏が2023年度の文化勲章を受章したことを発表した。

 かつて日本サッカー協会会長、Jリーグ初代チェアマンなどを務めた現在86歳の川淵氏は、2015年1月に日本バスケットボール界の改革を主導する特別チーム「JAPAN 2024 TASKFORCE」のチェアマンに就任。その後、日本バスケットボール協会(JBA)の会長として改革を進め、初代チェアマンとしてBリーグの創設などにも尽力した。

 JBAエクゼクティブアドバイザーも務める川淵氏はJBAを通じて、次のようにコメントした。

「このような章をいただいたことは身に余る光栄。JリーグやBリーグを立ち上げたということがあったとしても、それを支えてくれる企業・団体、クラブ、ファン・サポーターらがいなかったら僕がこの栄誉に浴することはなかった。スポーツを支えてくれる人たちを代表して僕がいただいたということ。この章が創設された当時は『スポーツ文化』が語られることなどなかったが、今は『スポーツを見る、する、支える』ことが国民的規模で広がりつつある。『スポーツ文化の振興』というところで評価されたことが何よりもうれしい」