雪平莉左のゴルフSOS 連載一覧>>第29回:ショートホールのティーショットゴルフ好きのタレント・雪平莉左さんが、アマチュアゴルファーを代表してレッスンを受ける連載。ラウンドレッスンは17番と18番です。最終ホールのティーショットは雪平さん…

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第29回:ショートホールのティーショット

ゴルフ好きのタレント・雪平莉左さんが、アマチュアゴルファーを代表してレッスンを受ける連載。ラウンドレッスンは17番と18番です。最終ホールのティーショットは雪平さんの考えで通常より大きめのクラブを振りましたが、結果はいかに?



雪平莉左さんのラウンドレッスンもいよいよ最終ホールに photo by Sano Takashi

【動画】↓↓↓

【クラブは左手でしっかり握るといい】

(4打目地点までの会話です)

関浩太郎(以下関コーチ)雪平さんは、左利きですよね。

雪平莉左(以下雪平)左利きです。

関コーチ ゴルフは右打ちですね。

雪平 確か最初に打ちっぱなしに行った時に、右と左両方を試したんです。そうしたら右のほうがしっくりきたんですよね。

関コーチ ゴルフでは右打ちの場合、左手はしっかりクラブを持ちたいんです。一方で右手はもう添えるだけというのが理想的なんです。

雪平 右手は軽くですね。

関コーチ だけど右打ちの場合、右利きの人が多いので、右手で強く握っていて、左手はあまり握っていないんですね。

雪平 なるほど。

関コーチ 左利きの人が右打ちをやると、クラブをしっかり握れるという利点があります。実際にタイガー・ウッズはもともと左利きでした。

雪平 握力もこの前測ったんですけど、やっぱり左のほうが強かったです。

【ロングパットでピンに寄せる】

(パー4、4打目地点です。グリーンの淵のカラーからになります)

関コーチ はい、アプローチです。ちょっとピンをオーバーしましたけど、まずまずでしたね。これを2回で決めれば、ボギーです。

雪平 はい。

関コーチ 長い距離はロングパット編でやりましたね。ボールが通るラインの横に行って、二等辺三角形の頂点から上り・下りを見ます。ほぼ平らで3分の2くらいまで行って下りですね。

雪平(ボールの後ろに来ます)これは、1カップくらい右のほうがいいですかね?

関コーチ そんなに曲がらないと思うんですよね。でもカップ周りはスライスすると思います。

雪平 なるほど。でもロングなので一旦カップに近づけるイメージで。

関コーチ はい。真っすぐでいいと思います。

雪平 はい。いきます。(打ちました)いけ!

関コーチ 下って下って......。(1.5mくらいまで寄りました)いい感じですね。

雪平 もう、これはあと1パットで入れられるんじゃないですか? わかんない?

関コーチ でも、ちょっと油断できない距離ですよね。

雪平 確かに。

関コーチ ちょっとスライスラインですね。

雪平 はい。いきます。(見事に入れました)やったー! 今キレイに真っすぐ行きましたね。

関コーチ 本当ですね。

雪平 よかったです。

【ティーショットを大きめの番手で打つ】

(18番ホールに来ました)

関コーチ はい。いよいよ18番、最終ホール(パー3)に来ました。このホール、ダブルボギー以下であがれば、めでたく100切りになります。

雪平 はい。

関コーチ 距離は144ヤード。ちょっと打ち上げで、風もアゲンストです。通常5番ウッドだと届くかなと思うんですけど、ドライバーで行くと。

雪平 そうですね。私の場合、実際の距離より遠く感じる時って、番手を上げたほうがうまくいくことが多いので、このドライバーでいきたいと思います。

関コーチ はい。ではお願いします。

雪平(打ちました。結構飛んでいき、グリーン左奥のカラーまで行きました)あっ。どこ行きました? 左?

関コーチ やっぱり、距離は今のでちょっとオーバーぐらいです。

雪平 ああ。ウッドがよかったですかね?

関コーチ まあ、結果オーライで、ちょっと当たりが悪くてちょうど150ヤードくらい行った感じなので。

雪平 確かに。でも、ウッドだと何となく花道の手前くらいで止まりそうだった気がするんですよね。

関コーチ そうですね。実際は行くかもしれないんですけど、見た感じで「遠いな」と思うと、力んで悪いショットになったりしますよね。なので、ちょっとオーバーしてもいいので、自分で気持ちいいクラブで少し軽くいけばいいと。それも1つのテクニックだと思います。

雪平 はい。では、行ってみましょう。

雪平莉左 
ゆきひら・りさ/1994年6月17日生まれ。愛知県出身。趣味:競馬、ゴルフ、映画鑑賞。特技:ダイビング、乗馬、いちごの大食い。
1st写真集『とろける。』が好評発売中。
Twitter:@risa_yukihira
Instagram:risa_yukihira

関浩太郎 
せき・こうたろう/1974年生まれ。カリフォルニアで最新スウィング、クラブ、トレーニング、メンタル理論を学びミニツアーを転戦。帰国後はクラブ職人に弟子入りしフィッティング理論、クラフト技術を習得。これまでのレッスン生は10,000人以上、リシャフト本数10,000本以上、クラブ&シャフト試打年間400本以上。SEKI GOLF CLUB目黒主宰。年間のベストスコアの達成者数は15年連続で100人以上。