男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日にシングルス2回戦が行われ、第10シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク26位のU・アンベール(フランス)を6-4, 6-7 (3-7), 7…

男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日にシングルス2回戦が行われ、第10シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク26位のU・アンベール(フランス)を6-4, 6-7 (3-7), 7-6 (7-5)の3時間29分にわたる死闘の末に下し、2年ぶり5度目のベスト16進出を果たした。
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世界ランク9位のズベレフが同大会に出場するのは2年ぶり6度目。2020年には準優勝を飾っている。
今大会は1回戦で予選勝者で同52位のM・フチョビッチ(ハンガリー)を逆転で下し2回戦に駒を進めた。
第1セット、ズベレフは第7ゲームで4度のブレークポイントを逃したものの、第9ゲームでこのセット6度目のブレークポイントをようやくものにし先行する。
続く第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合うとタイブレークに突入し、タイブレークでは地元の大声援を受けるアンベールに2度のミニブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、このセットは両者ともにミスを5本以内に抑え、15本を超えるウィナーを決める質の高いプレーで譲らず、このセットも1度ずつブレークを奪い合いタイブレークとなる。タイブレークでズベレフは先にミニブレークを奪われたものの、その後2本のミニブレークで逆転し、3時間29分に及ぶ死闘を制した。
勝利したズベレフは3回戦で第7シードのS・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは2回戦で同19位のF・オジェ アリアシム(カナダ)を下しての勝ち上がり。