10月28日に京セラドーム大坂で始まり、その後、阪神甲子園球場に場を移して、ここまで2勝2敗と、両軍ともにまさに一歩も譲らぬ攻防を繰り広げているSMBC日本シリーズ2023・オリックスバファローズ対阪神タイガース戦。 【映像】川﨑氏が面白す…

10月28日に京セラドーム大坂で始まり、その後、阪神甲子園球場に場を移して、ここまで2勝2敗と、両軍ともにまさに一歩も譲らぬ攻防を繰り広げているSMBC日本シリーズ2023・オリックスバファローズ対阪神タイガース戦。

【映像】川﨑氏が面白すぎる暴走解説

そうした状況の中で迎える第5戦は、まさに優勝の行方を占う重要な一戦となりそうな見通しだが、そんな“第5戦ならではの特徴”について、日本シリーズ出場経験のある元MLBプレイヤーの川﨑宗則氏が言及した。

川﨑氏は、シリーズ第5戦に先駆ける形で放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)に出演した際に、第5戦における“第4戦までとの違い”について触れる形で、「(レギュラーシーズンでは)同じチームとだいたいやるのが3試合なんですよ。5試合連続やることないんですよ。もう、お互い知り尽くしてるんですよ、調子も状態も。キャッチャーの攻めも。」と、それまでの4戦で、両チームがお互いの状況、手の内をほとんど把握し合い、お互いに“ほぼ丸裸”の状態になっていると指摘。そうした上で川﨑氏は、「…っていうことは、もういろいろ作戦面も変えてくるんで、お互い。だから5戦目は、面白い野球が観れると思います。是非、注目して欲しいと思います。」と、“ほぼ把握しきった状態”でありながらも、相手の裏をかき、穴を突くべく、お互いがまた新たに試行錯誤しながらの戦いになるがゆえに、見応えのある試合になることが想定されるとした。

なお、第5戦は、阪神の先発が現役ドラフトで阪神入りし、今季12勝を挙げ大ブレイクを果たした左腕・大竹耕太郎、オリックスが今季6勝ながらも安定した投球を見せる田嶋大樹と、両サウスポー同士の対決となるが、いずれも大量失点しづらいタイプの好投手だけに、お互いの打撃陣がどのような攻略を見出すのか、ベンチワークを含めて、注目したいところだ。

(ABEMA『スポーツタイム』)