女子テニスの最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)は31日、マアウアル・グループの第1戦が行われ、第6シードのV・ズヴォナレーワ/ L・シゲムンド(ドイツ)組が第4シードのB・クレチコバ(チェコ)/ K・…

女子テニスの最終戦 GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)は31日、マアウアル・グループの第1戦が行われ、第6シードのV・ズヴォナレーワ/ L・シゲムンド(ドイツ)組が第4シードのB・クレチコバ(チェコ)/ K・シニアコバ(チェコ)組を6-3, 6-7 (6-8),[10-5]のフルセットで破り、初戦を白星で飾った。2005年以来2度目のダブルス最終戦に出場している39歳のズヴォナレーワは18年ぶりの出場で初白星を挙げた。
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同大会は今季1年間の獲得ポイント上位8組が出場するシーズン最後の大会。4組ずつ2グループに別れ総当たりで対戦し、各組上位2組が準決勝に進出する。1位通過ペアは、もう一方のグループの2位通過ペアと対戦することになる。
世界ランキングではシングルスで2010年に2位、ダブルスで2005年に9位を記録しているベテランのズヴォナレーワ。
シングルスでは最終戦に5度出場し2008年には準優勝を飾っているものの、ダブルスでの出場は2005年の1度のみで白星を挙げることは出来ていなかった。
迎えた18年ぶり2度目のダブルス最終戦、強豪クレチコバ/ シニアコバ組と相対したズヴォナレーワ/ シゲムンド組だったが、第1セットは2度のブレークを果たし先行する。
続く第2セット、両ペア3度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。タイブレークで2度のマッチポイントをしのがれたズヴォナレーワ/ シゲムンド組は、逆に相手にセットポイントを決め切られ1セットオールに追いつかれる。
それでも10ポイントマッチのタイブレークで争われるファイナルセット、序盤で4ポイント連取に成功したズヴォナレーワ/ シゲムンド組は最後まで逆転を許さず、初戦を白星で飾った。
ズヴォナレーワにとってこの勝利は18年ぶりの出場で掴み取ったダブルス最終戦初勝利となった。
両ペアは今後、第1シードのC・ガウフ(アメリカ)/ J・ペグラ(アメリカ)組と第7シードのG・ダブロウスキ(カナダ)/ E・ラウトリフ(ニュージーランド)組と対戦する。
【マアウアル・グループ】
C・ガウフ/ J・ペグラ 0勝1敗
B・クレチコバ/ K・シニアコバ 0勝1敗
V・ズヴォナレーワ/ L・シゲムンド 1勝0敗
G・ダブロウスキ/ E・ラウトリフ 1勝0敗
【マヤカアン・グループ】
S・ハンター(オーストラリア)/ E・メルテンス(ベルギー) 1勝0敗
青山修子/ 柴原瑛菜 1勝1敗
D・シュース(オランダ)/ D・クラウチェック(アメリカ) 0勝1敗
N・メリチャー(アメリカ)/ E・ペレス(オーストラリア) 0勝0敗