11月1日(現地時間10月31日)、NBAドラフト1位でサンアントニオ・スパーズに入団した“怪物ルーキー”ビクター・ウェンバ…
11月1日(現地時間10月31日)、NBAドラフト1位でサンアントニオ・スパーズに入団した“怪物ルーキー”ビクター・ウェンバンヤマが、コート内外で異彩を放つパフォーマンスを披露した。
この日はハロウィンでの試合開催とあって、NBA選手が様々な衣装でアリーナ入りするなか、ウェンバンヤマは白マスクと白手袋を着用したアメリカのホラーキャラクター“スレンダーマン”のコスプレ姿で登場。身長222センチという規格外のスタイルを存分に生かして、SNS上のNBAファンを沸かせた。
ウェンバンヤマは直後のフェニックス・サンズ戦でもダンクシュートやブロックショットなど、豪快なプレーでファンを魅了。スパーズは第3クォーターに最大20点差をつけられていたが、第4クォーター残り1.2秒でサンズをとらえ、115-114で逆転勝ちを収めた。
現地メディア『ESPN』は「第3クォーターに20点リードした時点でサンズの勝利確率は98%だった」と驚異的な逆転だったことを強調。この試合に28分出場したウェンバンヤマも、3ポイント2本を含む18得点8リバウンド4ブロックをマークし、チームの大逆転劇を演出した。
NBAのスタッツ情報を発信している『StatMuse』によると、今シーズン4試合を終えた時点で、ウェンバンヤマは試合前半に21得点12リバウンド3ブロックをマークしているのに対し、試合後半には40得点14リバウンド6ブロックと、軒並みスタッツが向上していることを紹介。
ここまで開幕から全4試合に出場し、平均16.3得点7.5リバウンド2.3ブロックを残しているウェンバンヤマ。チームの勝敗に直結する後半の勝負強さも、非凡なものを持っているようだ。
【動画】ウェンバンヤマが初のダブルダブルを記録した10月28日・ロケッツ戦のプレーハイライト