日高町のブリーダーズスタリオンステーションと新ひだか町のレックススタッドを2年毎に往復する国内シャトル種牡馬として活躍していたトーセンラー(15歳、父ディープインパクト)が30日朝、レックススタッドを退厩し、厚真町のエスティファームへと…

 日高町のブリーダーズスタリオンステーションと新ひだか町のレックススタッドを2年毎に往復する国内シャトル種牡馬として活躍していたトーセンラー(15歳、父ディープインパクト)が30日朝、レックススタッドを退厩し、厚真町のエスティファームへと移動した。2024年シーズンは、同ファームで種牡馬生活を送る予定。

 トーセンラーは社台ファームの生産馬。通算成績は25戦4勝2着5回3着6回。2011年きさらぎ賞で重賞初勝利を記録し、13年マイルチャンピオンシップでGI競走初勝利。同年京都記念を勝ったほか、13年天皇賞(春)、11年菊花賞3着と幅広い距離で活躍した。

 現役引退後、2015年から供用を開始し、初年度産駒ザダルが21年エプソムカップ、22年京都金杯に勝利している。