10月29日(現地時間28日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、渡邊雄太が所属するフェニックス・サンズはユタ・ジャズとの…
10月29日(現地時間28日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、渡邊雄太が所属するフェニックス・サンズはユタ・ジャズとのホーム開幕戦に臨んだ。
この試合でもデビン・ブッカーとブラッドリー・ビールが欠場したサンズは、ケビン・デュラント、グレイソン・アレン、ジョシュ・オコーギー、エリック・ゴードン、ユスフ・ヌルキッチがスターティング5を務めた。
サンズがリードして迎えた第1クォーター残り3分44秒、ベンチから出場した渡邊は、ジャズのシックスマン、コリン・セクストンのジャンプシュートをブロックする。さらに、サンズがデュラントのポストアップを軸に攻めると、渡邊はキャッチ&シュートから3ポイントを沈め、37-27とリードして最初の12分間を終えた。
引き続き第2クォーターでもプレータイムを伸ばした渡邊は、ディフェンスやリバウンドでチームに貢献。オフェンス面では、シュートタッチが好調なゴードンが前半だけで21得点を挙げてサンズをけん引し、66-50で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、開始からデュラントとアレンが得点を伸ばし、ジャズを突き放す。残り2分17秒に再びコートインした渡邊は、デュラントからのパスを受けると、ドライブからファウルを獲得し、フリースローで2点を追加。サンズは106-78とリードを大きく拡大した。
第4クォーターでスタートからプレーした渡邊は、相手がファンブルしたボールをスティールすると、技ありのドリブルでゴールへアタック。ディフェンスの激しいチェックを受けながらも、タフなレイアップを決め切った渡邊のプレーには、サンズのベンチも大盛り上がりとなった。試合最後の約4分間は渡邊もベンチへ下がり、最後はサンズが126-104で勝利を収めた。
今シーズン2勝目を挙げたサンズは、デュラントが26得点7アシスト、ゴードンが21得点、アレンが17得点をマーク。一方のジャズは、ラウリ・マルッカネンが19得点とチームをけん引したが、今季2敗目を喫した。
渡邊は約20分間のプレータイムで、7得点4リバウンド2スティール1ブロックと攻防両面で見せ場を作った。
■試合結果
フェニックス・サンズ 126-104 ユタ・ジャズ
PHX|37|29|40|20|=126
UTA|27|23|28|26|=104