男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は28日、シングルス準決勝が行われ、昨年王者で第1シードのD・メドベージェフが第4シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-4, 7-6 (8-6)のス…

男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は28日、シングルス準決勝が行われ、昨年王者で第1シードのD・メドベージェフが第4シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-4, 7-6 (8-6)のストレートで破り、2連覇に王手をかけた。
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準々決勝で第8シードのK・ハチャノフをフルセットで下した世界ランク3位のメドベージェフ。この試合では5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得しチチパスにブレークを許さず。
リターンゲームでは第1セットで奪った1度のみのブレークに留まったが、第2セットのタイブレークも制し、1時間44分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載されている。
「試合を通していいサーブができたよ。多くのポイントで彼(チチパス)にプレッシャーをかけることができた。僕にはチャンスがたくさんあったし、彼にもいいプレーがあった。このプレッシャーの代償は試合の最後に報われたよ」
タイトル防衛がかかるメドベージェフは決勝で第2シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で第3シードのA・ルブレフをストレートで下しての勝ち上がり。
両者は8度目の顔合わせでメドベージェフの6勝1敗。今年は4度目の対戦で、いずれも決勝で激突しており、直近では今月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)でシナーが勝利している。