来月13日に本戦が開幕する男子テニスの兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)は27日に公式SNSを更新し、大会事務局が元世界ランク4位の錦織圭にワイルドカード(主催者推薦)を用意することを可決したと発表し…

来月13日に本戦が開幕する男子テニスの兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)は27日に公式SNSを更新し、大会事務局が元世界ランク4位の錦織圭にワイルドカード(主催者推薦)を用意することを可決したと発表した。
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33歳の錦織は今年7月に行われたアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)で8強入りしたものの、同大会で左ひざを負傷。その後、欠場が続くと、前週の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)の出場も見送った。
その錦織は今月15日、有明コロシアムで行われたイベント「ATPサンデー」に登場し、けがの状態について「回復は順調にしているので、あと1,2週間あれば可能性は出てくるのかなという感じです。今はこれから年内も試合があるのでそれを目指して取り組んでいます」とコメント。
さらに、今後について「今年は早く戻ってきたいのと11月は日本のチャレンジャーには出ようかなと思っているので間に合わせられるようにしたいです」と明かしていた。
26日には同大会が公式サイトで予選の出場予定選手を発表し、錦織がプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)48位を使用せず、現在の世界ランク351位を利用し同大会に予選からエントリーしていることが判明した。
しかし今回、大会は公式フェイスブックを更新し「兵庫ノアチャレンジャー大会事務局は、錦織圭選手が本大会にエントリーしたことを受け、本日ミーティングを実施し、ワイルドカード(主催者推薦枠)を提供する用意があることを全会一致で可決しました。ケガから順調に回復していただき、兵庫県にお越しいただくこと、スタッフ一同お待ちしております」と発表。
ワイルドカードが与えられることとなれば、錦織は本戦からの出場が可能となる。
同大会はブルボン ビーンズドーム(兵庫県三木市)にて11月12日~13日に予選、13日~19日に本戦が行われる。
なお大会側は観戦について「錦織選手がエントリーしている事がニュースになり、チケット購入についての問い合わせが多くなっております。入場は無料です!入場制限はあるかもしれませんが、決まりましたらホームページに掲載します」と呼びかけている。