日本テニスの頂点を争う大会、三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 98th(東京/有明、ハード)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、松岡隼(桜田倶楽部)が大塚健太郎(伊予銀行)を6-2, 7-6 (7-4)のストレートで破…

日本テニスの頂点を争う大会、三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 98th(東京/有明、ハード)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、松岡隼(桜田倶楽部)が大塚健太郎(伊予銀行)を6-2, 7-6 (7-4)のストレートで破り、2年連続の初戦突破を果たした。
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18歳の松岡は昨年の同大会にワイルドカード(主催者推薦)で出場し1回戦を突破。2回戦で第2シードの今井慎太郎と激突しストレートで敗れた。今井はその後も勝ち上がり優勝を飾っている。
今大会もワイルドカードでの参戦となった松岡だが、序盤から強烈なフォアハンドを武器にウィナーを量産。大塚に付け入る隙を与えず5ゲームを連取する。サービング・フォー・ザ・セットとなった第6ゲームで1度ブレークを返されるが、第8ゲームをキープし先行。
第2セットは互いにチャンスがある戦いとなったが、最後はタイブレークで松岡が振り切った。
試合後、会見に臨んだ松岡は「今日は良い入りができて自分の中では理想的なかたちで進んでいたんですけど、逆に良い感じで進みすぎた故にセカンドセットは自分に求めすぎてしまった部分がありました。そこで試合を壊してしまったんですけど、最後はまとめきれたのでそこは良かったかなと思います」とコメント。
「プレーの面では自分はフォアハンドが武器なのでそこは良かったんですけど、全日本選手権という舞台で全員が最後まで勝ちを諦めないなかで、自分が少しナーバスになってしまったり、ちょっとした隙を与えてしまったなと。途中、ショットが入らなくなったときに、粘り強くいくことができたのが勝因だと思います」
2回戦では第1シードで今大会での現役引退を表明している関口周一と対戦する。
同日には田沼諒太、河内一真、田代悠雅らが初戦を突破した。
会見に臨んだ松岡