日本野球機構(NPB)が10月24日、9・10月の『大樹生命月間MVP賞』を発表。 【映像】メジャー関係者も驚愕するボールを投げる瞬間 昨年同月に続き、8度目の選出となったオリックス・山本由伸が、野球ファンの間で話題となっている。 今季、レ…

日本野球機構(NPB)が10月24日、9・10月の『大樹生命月間MVP賞』を発表。

【映像】メジャー関係者も驚愕するボールを投げる瞬間

昨年同月に続き、8度目の選出となったオリックス・山本由伸が、野球ファンの間で話題となっている。

今季、レギュラーシーズンでは23試合に先発し、16勝6敗で勝率.727、防御率1.21、169奪三振の投手4冠を3年連続で獲得、QS率に至っては91.3と、まさに日本を代表するエースといっても過言ではない活躍を見せた山本は、9月・10月も好調をキープ。5試合に先発し、4勝1敗、防御率0.49と圧倒的ともいえる好投を見せ、さらに9月9日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ戦では、戦後初となる2季連続のノーヒットノーランを達成。まさに非の打ち所のない活躍で、堂々の選出となった。

10月27日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、山本の選出について紹介するとともに、改めてその活躍ぶりを振り返ることとなったが、こうした“無双”ともいえる活躍を続ける山本に、野球解説者の五十嵐亮太氏は、「素晴らしい成績ですね。(9・10月にマークした防御率0.49は)先発ピッチャーの防御率じゃないですもん。これ、中継ぎ・抑えでもスゴいんですけれども。これだけイニング重ねて0点台前半ですからね」と絶賛。それを受けて、番組司会の辻歩アナウンサーから「わからないですけど、日本で(山本の活躍を)見られるのは、あと何回かな?というね。」と水を向けられると、「そうですね、海外に行ってしまう、メジャーに行く可能性は高い選手。」と、巷で噂される今オフのMLB挑戦にも触れる形でコメントした。

山本の活躍ぶりについては、説明するまでもないことだが、9・10月のピッチングという点についていえば、前述のノーヒット・ノーランに加え、10月2日に京セラドーム大阪で行われた北海道日本ハムファイターズ戦では、奪三振数でロッテ・種市篤暉と僅差で争っていたこともあってか、“奪三振マシーン”と化し、7回を投げ、奪った三振は11個。そのため、ネット上の野球ファンからは、野球ファンからは「三振取ろうと思って取れるのがスゴい」「味方が1点とれば負けないという恐ろしさよ」「1発で負けるとかはほぼないしな…恐ろしすぎるわ」「もはやすべての打者における脅威と言っても過言ではないわ」「野球ゲーやったらほぼ間違いなくチート疑われるレベルやw」といった驚きの声が挙がるなど、大きな話題に。

そうした中で迎えるセ・リーグの覇者・阪神タイガースとの日本シリーズでは、その後の戦いを占う上で重要な意味を持つ第1戦のマウンドを託された山本。文字通り、“日本のエース”へと成長した山本が、阪神打線に対し、果たしてどのような投球を見せることとなるのか、じっくりと注目したいところだ。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)