今週の武豊騎手は土曜が京都、日曜が東京で、土曜6鞍、日曜5鞍の計11鞍に騎乗する。  日曜東京11Rの天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)ではドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗する。昨年の日本ダービー馬。今年の始動戦だ…

 今週の武豊騎手は土曜が京都、日曜が東京で、土曜6鞍、日曜5鞍の計11鞍に騎乗する。

 日曜東京11Rの天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)ではドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗する。昨年の日本ダービー馬。今年の始動戦だった京都記念は格の違いを見せつける圧勝だったが、続くドバイターフは左前肢跛行のため出走取消。その後は放牧で立て直され、ここ目標に調整されてきた。日本ダービー以来の再戦となるイクイノックスには実績で差を付けられた現状だが、これまで1勝1敗だから、勝負付けは済んでいない。同世代のライバルを下し、自身は89年スーパークリーク、97年エアグルーヴ、99年スペシャルウィーク、07年メイショウサムソン、08年ウオッカ、17年キタサンブラックに続く、天皇賞(秋)の7勝目といきたい。

 また、土曜京都11Rのスワンステークス(3歳上・GII・芝1400m)ではルガル(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)とコンビを組む。これまでスワンSには22回騎乗。88年にシンウインドで初制覇を果たしたが、その後は20回騎乗して3回ある2着が最高着順。自身にとって同一重賞最長ブランクVとなる、35年ぶりの制覇を期待したい。