震災発生からまもなく2週間になろうとしています。スノーピークアウトドア隊は、結成から本日まで継続的に活動してまいりました。みなさまからお送りいただきました支援物資と当社の製品を当社取引先のクロスオレンジ様に協力いただきながら、奥日田のキャン…

震災発生からまもなく2週間になろうとしています。
スノーピークアウトドア隊は、結成から本日まで継続的に活動してまいりました。
みなさまからお送りいただきました支援物資と当社の製品を当社取引先のクロスオレンジ様に協力いただきながら、奥日田のキャンプフィールドと被災地の間をピストン輸送し、被災者の方々のニーズに合わせて物資を配布する活動にこれまで注力して参りました。
被災者の方々に配布したテントの数は600張を超え、おおよそ1500人の方々が車中泊などから解放されております。

支援物資の配布地域は、熊本市南区の平成中央公園をベースに、熊本市や阿蘇市、八代市などの熊本県内から大分県内の被災地にまで広げることができています。余震が続き、ライフラインの復旧もまだ道半ばであり、被災者の方々は不安な日々を送られていますが、そうした中でも、私たちの活動に対して被災者の方々から感謝の言葉を沢山いただいており、支援物資とご協力下さった方々の温かい気持ちは被災者の方々へ確実に届いていることを実感しています。

「足を伸ばして寝る」「家族で安心して寝る」

ただそれだけのことではありますが、その当たり前のことが如何に幸せなことなのか、改めて考えさせられる次第です。

地震発生から2週間経過して避難者は18万人から5万人に減ったと言われていますが、その方々の多くは避難生活が長期化すると予想されています。スノーピークアウトドア隊として、何ができるのか、被災者の方々のニーズや現地の状況を鑑みながら、私たちとして出来る限りの支援活動を行って参ります。

最後にお願いでございますが、ここ数日間、支援物資が不足してきておりまして、私たちの活動に関する情報をキャッチし、ベースキャンプに来ていただいた被災者の方々に支援物資をお渡しできないケースが出てきました。つきましては、支援物資の受付期間も1週間延長しましたので、改めまして、使用可能なテントやシュラフ(寝袋)、インナーマット、銀マットを私たちにお送りいただきたく存じます。お送りいただいた支援物資はスノーピークアウトドア隊が責任を持って被災者の方々にお届けします。皆様からのご支援、ご協力よろしくお願い申し上げます。
(現地より)