男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は25日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク32位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)が同40位のA・マレー(イギリス)を6-7 (5-7), 6-3…

男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は25日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク32位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)が同40位のA・マレー(イギリス)を6-7 (5-7), 6-3, 6-2の3時間7分に及ぶ激闘の末に逆転で破り、大会初出場でベスト8進出を果たした。
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24歳のエチェベリーは今季ツアー大会で2度の準優勝を飾り、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではベスト8に進出する活躍をみせ、同月にはキャリアハイとなる世界ランク30位を記録した。
直近では今月行われた木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)に出場し、1回戦で同大会ベスト4進出を果たした望月慎太郎にストレートで敗れ今大会を迎えた。
今大会は1回戦で第8シードのS・コルダ(アメリカ)を破り2回戦に進んだ。
マレーとの顔合わせとなった2回戦の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い、タイブレークの末に1時間17分でエチェベリーはこのセットを奪われる。
第2セット、激しいストローク戦が多くなり競った展開となるゲームがさらに多くなる。その中で第4ゲームで先にブレークに成功したエチェベリーは、このリードを守り切り1時間4分で1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、勢いに乗ったエチェベリーは第1ゲームでブレークに成功すると、さらに終盤の第7ゲームでもブレークを重ね、3時間7分の激闘の末にマレーを逆転で下し8強入りを決めた。
勝利したエチェベリーは、準々決勝で第1シードのH・ルーネ(デンマーク)と同29位のS・バエス(アルゼンチン)の勝者と対戦する。