来季は走塁担当も兼任することになった石井コーチ(C)CoCoKARAnext 1998年以来、25年ぶりの優勝を目指した…

来季は走塁担当も兼任することになった石井コーチ(C)CoCoKARAnext

 1998年以来、25年ぶりの優勝を目指したDeNAは今季も3位で終了と悲願を達成することはできなかった。

 戦力としてはサイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアー、最多勝左腕の東克樹、34歳シーズンで首位打者に輝いた宮崎敏郎などタイトルホルダーが多く生まれながら、勝てば2位に浮上した巨人とのシーズン最終戦を0-1の完封負け、広島と戦ったCSファーストSは2連敗で敗退と、勝負どころで勝ちきれない、歯がゆいシーンも目立った。

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 そんな今季のDeNAの戦いぶりには球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルでDeNAの課題と改革ポイントについて語っている。

 10月23日に更新した動画内では今季の戦いぶりについて、総括として「守りという面でしっかりした守りができなかった」と話した高木氏。さらには「あとは走塁。そんなに足を武器とする選手がいないから、どうしてもしょうがない。長打に頼ってしまう。ただ、接戦に弱い。1点を取る野球をどうやっていくのかというのはすごく課題だった」と振り返った。

 DeNAのチーム盗塁数は「33」とリーグワースト。宮崎、牧秀悟など長打を打てる選手が中軸にいるだけに機動力をいかに発揮できるかが、チーム浮上の鍵を握るとされている。

 走塁に関しては、石井琢朗チーフ打撃コーチが、来季より走塁兼一塁ベースコーチを兼任することが先に発表された。

 この点に関して高木氏も「レギュラーの走塁アップ、底上げしなきゃいけないけど、なかなかスピードという面に関しては、まだまだ物足りないところがあるから、これをどう改革していくのか」と石井コーチの手腕に期待を寄せた。

 特にゲーム終盤の緊迫した場面でいかに足を絡めた攻撃を行えるかが、1点を奪う野球を行う上でも鍵を握るとした。

 また動画内ではチーム内の戦いに向かう姿勢、熱量についても言及。「本当に日本一になるんだ!熱さというものがチーム全体にあったのか、どうか」と問いかけるシーンもあった。

 来季が就任4年目となる三浦大輔監督にとってもいよいよ、勝負を賭けるシーズンとなる。「足りないピース」をどのように埋めていくのか。DeNAファンの期待を今度こそ裏切るわけにはいかない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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