武豊騎手がドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)で天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)の6年ぶり7勝目を狙う。  武豊騎手はこれまで天皇賞(秋)に32回騎乗。初騎乗初制覇となった89年スーパークリークを皮切りに、97年エアグルー…

 武豊騎手がドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)で天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)の6年ぶり7勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまで天皇賞(秋)に32回騎乗。初騎乗初制覇となった89年スーパークリークを皮切りに、97年エアグルーヴ、99年スペシャルウィーク、07年メイショウサムソン、08年ウオッカ、17年キタサンブラックで勝利し、現役最多となる6勝を挙げている。

 今年のパートナーは昨年の日本ダービー馬のドウデュース。昨秋はフランスに遠征し、ニエル賞が4着、凱旋門賞が19着。国内復帰戦の京都記念は格の違いを見せつける圧勝だったが、春の大目標だったドバイターフは左前肢跛行のため出走取消となった。

 その後は放牧で立て直され、天皇賞(秋)を目標に調整。これまでイクイノックスとは1勝1敗の五分。昨秋以降、イクイノックスがGI4連勝中とあって実績では差を付けられたが、勝負付けは済んでいない。4歳世代を代表する2頭、そして武豊騎手とルメール騎手の名手2人による名勝負を期待したい。