男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は23日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク40位のA・マレー(イギリス)が同51位のY・ハンフマン(ドイツ)を7-5, 6-4のストレートで破って約3…

男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は23日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク40位のA・マレー(イギリス)が同51位のY・ハンフマン(ドイツ)を7-5, 6-4のストレートで破って約3週間ぶりの公式戦で勝利。初戦突破を果たした。
10月1週目のロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)では1回戦で敗れ、その後の木下グループ・ジャパン・オープンテニス 2023(日本/東京、ハード、ATP500)も欠場していたため約3週間ぶりのツアー参戦となった36歳のマレー。
この試合では7本のサービスエースを決めたマレーだったが、ストローク戦ではハンフマンに苦戦し8度のブレークチャンスを与え2度のブレークを許す。それでもリターンゲームでは6度のチャンスから4度のブレークに成功し、勝負強さの差で勝利うぃ手繰り寄せた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載されている。
「まず勝利できてうれしい。タフだったよ。最初の5ゲームで45分くらいだったね。あんなに長く続いたのは初めてだよ。第2セットではリードを許したけど、最後にはブレークに成功した。マッチポイントでのプレーは素晴らしかったね」
マレーは2回戦で世界ランク32位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)と対戦する。エチェベリーは1回戦で第8シードのS・コルダ(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク29位のS・バエス(アルゼンチン)や同65位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)らが初戦を突破している。