女子テニスで元世界ランク1位の大坂なおみが日本時間23日、自身のSNSを更新し16日に26歳となった現在の心境をつづった。昨年9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)2回戦を腹痛のため棄権し、ツア…

女子テニスで元世界ランク1位の大坂なおみが日本時間23日、自身のSNSを更新し16日に26歳となった現在の心境をつづった。
昨年9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)2回戦を腹痛のため棄権し、ツアーを離脱していた大坂は今年1月に妊娠していることを公表。その後7月には娘のシャイちゃんを出産したことを発表した。
来年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)での復帰を目指している大坂は、今月にはコートでのストローク練習動画も公開した。
その大坂は今月16日に誕生日を迎え26歳に。23日に自身のインスタグラムを更新した大坂は「26」というタイトルで現在の心境を英語と日本語で投稿した。
【大坂の投稿(日本語原文まま)】
「時間はどこへ行ってしまったのでしょう?人生を振り返り昔の古いビデオを巻き戻してるかの様に物凄く早く過ぎて突然今現在ここにいる感じです」
「どうやってここに辿りついて来れたのかなって良く考えます。頻繁に言ってると思うのですが、私は本当に今でも自分がニューヨーク、クイーンズの市営公園で遊んでいた時の小さな自分の様な気がします」
「自分は本当にこれでいいのだろうか?別の正しい道があるのではないだろうか?都合の良い方に少し流され過ぎたのではないだろうか?とも思ったりしましたが今の自分はとにかく前進するのみで全て何事もなる様になるんだという確信に辿りつきました」
「最近は、良いお母さんにならないのではという不安との闘いを打ち負かさねばならず多くの疑問が頭の中をよぎり蚊をおいはらう様にしなければなりませんでした」
「シャイを抱きかかえ眼を見つめていると『うわーこの小さな人間が私に頼り切っているんだ。私は更に頑張っていかねば』といつも思います」
「子供の成長をみているのは不思議な感覚で瞬きしてると2-3ヵ月で二倍の大きさに。感謝の気持ちが、呼吸して小さな事や凄いことを受け入れていく事を思い出させます。又一年頂いた事に感謝。私の事を信じてくれている皆んなに本当に心から感謝です。皆んな大好き。有難う」
あっという間に過ぎ去ってきた時間と母親としての不安を抱えながら、大坂は我が子と共に前に進んでいく覚悟だ。