4年前の菊花賞で2着だったサトノルークス(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、日曜東京11Rのブラジルカップ(3歳上・リステッド・ダ2100m)でダートに初挑戦する。  サトノルークスは父ディープインパクト、母リッスン、母の父サドラーズウェル…

 4年前の菊花賞で2着だったサトノルークス(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、日曜東京11Rのブラジルカップ(3歳上・リステッド・ダ2100m)でダートに初挑戦する。

 サトノルークスは父ディープインパクト、母リッスン、母の父サドラーズウェルズの血統。15年のローズSを制したタッチングスピーチの全弟となる。デビュー2戦目から未勝利、500万下、すみれSと3連勝。春2冠は大敗を喫したが、ひと夏を越して成長。セントライト記念で2着に健闘すると、菊花賞でもワールドプレミアからクビ差の2着に食い込み、古馬になって以降の飛躍を予感させた。しかし、その後は故障もあって低迷。9戦を消化しているが、一度も掲示板に載れていない。

 今回はデビュー以来、初のダート戦へ。86年以降の菊花賞で連対した馬が、後にJRAのダート戦に出走するのはマイネルデスポット、ファストタテヤマ、クリンチャーに続いて4頭目。復活の足掛かりを得られることを願いたい。