男子テニスのBNPパリバ・ノルディック・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は20日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク140位のG・モンフィス(フランス)が第2シードのA・マナリノ(フランス)を7-5,…

男子テニスのBNPパリバ・ノルディック・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は20日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク140位のG・モンフィス(フランス)が第2シードのA・マナリノ(フランス)を7-5, 7-6 (7-3)のストレートで破り、ツアー大会では2022年1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)以来21カ月ぶりのベスト4進出を果たした。
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37歳のモンフィスが同大会に出場するのは7年ぶり4度目であり、2011年には初出場で優勝を飾っている。今大会では1回戦で世界ランク52位のM・フチョビッチ(ハンガリー)、2回戦で予選を勝ち上がった同181位のF・ミソリック(オーストリア)を下し8強入りした。
世界ランク24位で同胞のマナリノと顔を合わせた準々決勝の第1セット、モンフィスは第5ゲームでブレークポイントを握られるとボールがアウトとなりブレークを許す。それでも直後の第6ゲームでブレークバックに成功しセット終盤へ。
互いにサービスキープが続くと第10ゲームでモンフィスはセットポイントとなるブレークポイントを握るも活かせず。それでも第12ゲーム、40-15とし再びセットポイントを握ると最後はバックハンドのパッシングショットを決めブレークに成功して先行する。
続く第2セット、第4ゲームで鋭いリターンからブレークチャンスを握ったモンフィスがブレークに成功。しかし、第7ゲームではブレークポイントを握られた場面でダブルスフォルトを犯しブレークバックを許す。その後は互いにサービスキープが続きタイブレークにもつれ込む。
迎えたタイブレーク、モンフィスはラインぎりぎりのリターンエースでミニブレークを奪うと3-3から4ポイントを連取。最後はマナリノがネットにボールをかけ、1時間45分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにモンフィスのコメントを掲載し「最後は少しラッキーだったね。今日のアドバンテージは本当に僅差だったと思うけど、2セットで勝てたことに満足しているし、パフォーマンスにも満足しているよ」とコメント。
「本当に素晴らしい。コーチや妻、母親でさえも来年はバックアップするから心配するなと言ってくれているよ」
勝利したモンフィスは準決勝で世界ランク35位のL・ジェレ(セルビア)と対戦する。ジェレは準々決勝、ラッキールーザーで本戦入りした同81位のT・マハーチ(チェコ)を5-7, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク53位のM・キツマノビッチ(セルビア)と予選を勝ち上がった同109位のP・コトフが4強に駒を進めた。
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