東京11Rの富士ステークス(3歳上・GII・芝1600m)はジャスティンスカイ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)の末脚に期待したい。  昨秋から2勝クラス、3勝クラス、リステッドの洛陽Sと3連勝。一気に安田記念の惑星に浮上した。しかし、続くマ…

 東京11Rの富士ステークス(3歳上・GII・芝1600m)はジャスティンスカイ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)の末脚に期待したい。

 昨秋から2勝クラス、3勝クラス、リステッドの洛陽Sと3連勝。一気に安田記念の惑星に浮上した。しかし、続くマイラーズCでは2番人気に支持されながら9着に敗退。必勝を期したリステッドの米子Sでも1番人気で8着に沈み、夏休みとなった。

 今回はそれ以来、4カ月ぶりの実戦。成績だけを見るとオープンでは壁があるように思えるが、実際はどうだろうか。走りを見ると、右回りでは勝負所での進みがひと息で、直線で弾け切れない印象がある。その点、左回りはスムーズ。実際、東京は距離が長過ぎた青葉賞を除くと3戦3勝だから、全く底を見せていない。とりわけ昨秋の秋色Sでは後に重賞を制するレッドモンレーヴやアヴェラーレを完封しているので、左回りなら重賞級といっても過言ではない。

 今回はオープン昇級後では初となる東京。ここ2戦とは見違える走りで、好配当を提供してくれるはずだ。