現役時代に重賞4勝を挙げたオースミハルカの最後の産駒となるナリタマフディー(牝2、栗東・高橋亮厩舎)が、土曜京都3Rの2歳新馬(ダ1800m)でデビューする。  ナリタマフディーは父レイデオロ、母オースミハルカ、母の父フサイチコンコルド…

 現役時代に重賞4勝を挙げたオースミハルカの最後の産駒となるナリタマフディー(牝2、栗東・高橋亮厩舎)が、土曜京都3Rの2歳新馬(ダ1800m)でデビューする。

 ナリタマフディーは父レイデオロ、母オースミハルカ、母の父フサイチコンコルドの血統。17年に日本ダービーを制した父の初年度産駒。一方、03年と04年のクイーンSを連覇するなど重賞を4勝し、04年と05年のエリザベス女王杯では2着となったオースミハルカの最後の産駒となる。

 きょうだいの成績を振り返ると、半兄オースミイチバンは12年兵庫CSと13年ダイオライト記念を制覇。同じくオースミラナキラも4勝を挙げる活躍を見せている。一方で姉3頭はオースミミズホが1勝したのみと低迷気味。個性派の名牝から最後に孝行娘の誕生となるか。先々が楽しみになるようなレースを期待したい。