元サッカーU−20日本代表で現在フィンランド1部のHJKヘルシンキでプレーする田中亜土夢が、自身の公式エックス(旧ツイ…

 元サッカーU−20日本代表で現在フィンランド1部のHJKヘルシンキでプレーする田中亜土夢が、自身の公式エックス(旧ツイッター)を更新。“両足ビタ止め“のトリックプレーを公開して話題になっている。

 新潟県出身の田中は現在36歳。前橋育英高校から2006年にアルビレックス新潟に入団し、豊富な運動量を武器に主力MFとして長く活躍した。2015年にHJKヘルシンキに移籍し、そこから3年間、背番号10を背負ってタイトル獲得に貢献。セレッソ大阪での2年間を挟み、2020年から再びHJKヘルシンキに所属してプレーを続けている。

 その田中が「今日のトリック」として動画を投稿した。そこにはスタジアムの中に立つ田中の後ろ姿が映る。そして30mほど離れた位置から蹴られたロングボールに反応。山なりのボールの落下点に入り込むと、ボールの上に両足で乗って“ビタ止め”トラップ。そのまま約1秒間、両手を広げてボールの上で静止してみせた。

 かつてレアル・マドリードで活躍した元ブラジル代表の左サイドバック、マルセロが実際の試合中に披露して話題となった足裏“ビタ止め”トラップの両足バージョン。漫画『キャプテン翼』に登場する必殺技にも類似する“美技”披露した田中は、ボールを蹴った選手に向けてサムズアップした後、カメラ目線で笑顔を見せている。

■「田中ミカエル亜土夢だ」

 この田中のフィンランドでの”両足ビタ止め”の超絶トリック動画にファンも驚きのコメントを寄せた。

「すごすごのすご!」
「意味不」
「すげー 小野伸二超えたぁー」
「最近のアトムはまじマジシャン!」
「そのうちセグウェイドリブル出来るんちゃうか 田中ミカエル亜土夢だ」

 U−20日本代表として2007年のU-20ワールドカップに出場した経験を持つ田中はリフティングの名手であり、ボールテクニックの高さは折り紙付き。サッカー番組『やべっちFC』の「テクー1グランプリ」で優勝した経験も持つ。36歳となっても異国の地で現役選手として活躍する男の原動力の一つは、このトリッププレーから伝わるような“遊び心”なのかも知れない。

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