96年の日経賞と99年のオールカマーを制したホッカイルソーが20日、繋養先のダーレー・ジャパン・ファームで死んだ。31歳だった。  ダーレー・ジャパンは20日、公式X(旧ツイッター)を更新。「先日のシンコウウインディに引き続き、今朝も悲…

 96年の日経賞と99年のオールカマーを制したホッカイルソーが20日、繋養先のダーレー・ジャパン・ファームで死んだ。31歳だった。

 ダーレー・ジャパンは20日、公式X(旧ツイッター)を更新。「先日のシンコウウインディに引き続き、今朝も悲しいお別れがありました。長きにわたり繋養されてきたホッカイルソーが、31歳で旅立ちました。長老として多くの後輩たちをリードしてくれて本当にありがとう。安らかにお眠りください」と伝えた。

 ホッカイルソーは父マークオブディスティンクション、母ホッカイラブリー、母の父ホッカイダイヤの血統。現役時代は28戦5勝。クラシックでは皐月賞が4着、日本ダービーが4着、菊花賞が3着と善戦。その後も惜敗が続いたが、4歳時の日経賞で重賞初制覇を果たした。続く天皇賞(春)で3着となった後、約3年に渡る長期休養を強いられたものの、7歳を迎えて復帰。秋のオールカマーで2つ目の重賞タイトルを獲得した。

 現役引退後は種牡馬となり、種牡馬引退後はダーレー・ジャパン・ファームで余生を過ごしていた。