男子車いすテニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード)のトーナメントディレクターを務めている元世界ランク1位の国枝慎吾が20日に会見を行い、現在の心境は「愛しさと切なさと心強さとです」と語った。…

男子車いすテニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード)のトーナメントディレクターを務めている元世界ランク1位の国枝慎吾が20日に会見を行い、現在の心境は「愛しさと切なさと心強さとです」と語った。
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昨年の同大会には選手として出場していた国枝。昨年大会の決勝では現在世界ランク1位の小田凱人を6-3, 2-6, 7-6 (7-3)のフルセットの死闘の末に下し優勝を飾った。
その後、今年1月に現役を引退した国枝は今大会のトーナメントディレクターに就任した。
会見ではトーナメントディレクターとして海外選手の出場に力を入れたと説明した。
「世界のトップレベルのプレーをこの有明でみせたいという思いが強くありました」
「実は(世界ランク)トップ20全員に(出てくれないかと)声をかけました」
「この大会が日本人だけの大会じゃなくて、外国の選手も来てもらって、またその選手にも大会の良さをみんなに広めてもらって、来年からは自然に集まるような大会になればいいなと思っています」
国枝の取り組みもあり今大会にはS・ウデ(フランス)とB・ウィークス(オーストラリア)2名の外国人選手が出場した。
また選手ではなくトーナメントディレクターとして大会に携わっていることについての心情は「愛しさと切なさと心強さとです」と語った。
「愛しさは、テニスはいいなという愛しさですね。やっぱりこんなにエキサイティングなスポーツということを裏に来て改めて感じています」
「切なさは、やっぱり自分が選手じゃない切なさというのも多少はありますね」
「心強さは、昨日の(準決勝の)小田選手だったり鈴木選手だったりがすごくエキサイティングなプレーをあれだけのお客さんの前で披露してくれたという後輩への心強さです」
選手生活を引退し新たな道を歩み始めた国枝が車いすテニス界を大きくしていく。
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