男子車いすテニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)は18日にシングルス1回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の小田凱人が同25位の藤本佳伸に6-0, 6-1のストレートで完…

男子車いすテニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)は18日にシングルス1回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の小田凱人が同25位の藤本佳伸に6-0, 6-1のストレートで完勝し初戦突破を果たすとともに、2年連続2度目の4強入りを決めた。試合後の記者会見では見る人に「衝撃を与えられたらうれしいなと思います」と語った。
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17歳の小田は今シーズン、6月の全仏オープンで四大大会初優勝を飾り史上最年少で世界ランク1位の座に就くと、勢いそのままにウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でも優勝し四大大会2大会連続優勝を成し遂げた。
小田が同大会に出場するのは2年連続3度目で、昨年は決勝で元世界ランク1位の国枝慎吾に3-6, 6-2, 6-7 (3-7)のフルセットの死闘の末に敗れ準優勝となっている。
迎えた今大会の1回戦、小田はファーストサービス時に87パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークポイントを与えず、リターンゲームでは6度のブレークに成功。試合を通してわずか1ゲームしか失わず43分で完勝しベスト4進出を果たした。
試合後の会見で小田は「1年ぶりのジャパンオープンで想像以上の人に見て頂きました。1回戦ということを意識しすぎず、気負いせずにいつも通りにいけました。はじめから100パーセントではありましたけど、徐々に徐々にという感じではあったので、うまくコントロールできました」とコメント。
「今回は第1シードで、グランドスラムを取って迎える(ジャパンオープン)ということで、去年は何位だったか忘れましたが、グランドスラムは獲っていなかったです。きっと国枝さんを見に来てた方々がほとんどだったと思うので、そんななかで『小田を見たい』と思ってきてくれていると僕は信じているんですけど(笑)、1年間学んできたこともたくさんあるので、去年見てくれた人にもまた見てほしいですし、初めて見る人もいると思うので、そういう人たちにも衝撃を与えられたらうれしいなと思います」
準決勝で同18位の鈴木康平と対戦する。鈴木は1回戦で同36位のB・ウィークス(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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