男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス（日本/東京、ハード、ATP500）は１７日、シングルス１回戦が行われ、ワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク７３位の綿貫陽介は第２シードで同８位のＣ・ル…

男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス（日本/東京、ハード、ATP500）は１７日、シングルス１回戦が行われ、ワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク７３位の綿貫陽介は第２シードで同８位のＣ・ルード（ノルウェー）に6-7 (6-8), 3-6のストレートで敗れ、２０１８年以来５年ぶり２度目の初戦突破とはならなかった。試合後の会見で綿貫は「反省がすごい大きいです」と振り返った。
＞＞望月 慎太郎、フリッツらジャパンOP組合せ＜＜
２５歳の綿貫がジャパン・オープンに出場するのは２０１９年以来４年ぶり５度目。本戦に出場するのは予選２試合を勝ち抜き２回戦進出を決めた２０１８年以来５年ぶりとなった。
ルードと初めて顔を合わせた１回戦の第１セット、互いにブレークを奪えずタイブレークに突入。綿貫は先にミニブレークを奪い4-2とリードするも１度のセットポイントを活かせず。ルードに２度のミニブレークを許し先行される。
続く第２セット、第３ゲームをラブゲームでブレークされた綿貫。安定したサービスゲームを展開するルードを崩すことができず。終盤となる第９ゲームで２度目のブレークを許し、１時間４６分で力尽きた。
試合後の会見で綿貫は「出だし少し緊張感があってサーブの確率も上がらず、気持ち的に落ち着かない部分が大きかったです。第１セットは上手くいかないことが結構多かったので、そのストレスが最終的に少し疲労として第２セットの頭に出てきました。そのまま勢いを持ってかれてしまったのでその反省がすごい大きいです」とコメント。
「ランキングは上の選手ですけど同じツアーに出ている選手として勝っていきたい相手ではありますし、そういう場所にいきたいと思っています。なので上の選手と競れたことに満足はできないです。今日の試合に関しては勝てる可能性があるというより可能性が高いと思っていたので、そういう気持ちで試合には入りました」
勝利したルードは２回戦で世界ランク７９位のＭ・ギロン（アメリカ）と対戦する。ギロンは１回戦で同４４位の西岡良仁を7-6 (16-14), 4-6, 6-1のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第１シードのＴ・フリッツ（アメリカ）、第４シードのＡ・デ ミノー（オーストラリア）、世界ランク１９位のＢ・シェルトン（アメリカ）、同４１位のＡ・ポピリン（オーストラリア）、予選を勝ち上がった同９４位のＣ・ガリン（チリ）、世界ランク１１３位のＤ・シュワルツマン（アルゼンチン）、ワイルドカード（主催者推薦）で出場している同２１５位の望月慎太郎が２回戦に駒を進めた。
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