今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを含むG1・2勝をあげたフクム(Hukum、牡6、英・O.バローズ厩舎)が凱旋門賞9着を最後に引退し、日本で繋養されることが明らかになった。17日、英競馬メディア「Racing Post」の…

 今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを含むG1・2勝をあげたフクム(Hukum、牡6、英・O.バローズ厩舎)が凱旋門賞9着を最後に引退し、日本で繋養されることが明らかになった。17日、英競馬メディア「Racing Post」の公式SNSほか、複数の競馬メディアが報じた。

 フクムは父Sea The Stars、母Aghareed、母父Kingmamboで、全弟にはデビュー以来、G1・6勝を含む11戦10勝で昨年引退したバーイード(Baaeed)がいる。通算成績は18戦11勝。

 繋養先は北海道・日高のダーレージャパン・スタリオンコンプレックスになる見込みで、現役時代に管理したO.バローズ師は「フクムと過ごした4年間は素晴らしいものでした。4馬身差でちぎったコロネーションCでの勝利とキングジョージは、彼の(種牡馬としての)素晴らしい資質を示しています。バーイードの全兄ですし、日本のブリーダーにも人気を集めるでしょう」とコメントしている。