女子テニスの鄭州オープン(中国/鄭州、ハード、WTA500)は15日、シングルス決勝が行われ、世界ランク24位のジャン・チンウェン(中国)が第7シードのB・クレチコバ(チェコ)を2-6, 6-2, 6-4の逆転で破り、優勝を果たした。>>…

女子テニスの鄭州オープン(中国/鄭州、ハード、WTA500)は15日、シングルス決勝が行われ、世界ランク24位のジャン・チンウェン(中国)が第7シードのB・クレチコバ(チェコ)を2-6, 6-2, 6-4の逆転で破り、優勝を果たした。
>>西岡 良仁 ジャパンOP1回戦 1ポイント速報<<
>>西岡、綿貫、ダニエルらジャパンOP組合せ<<
21歳のジャンは9月の第19回アジア競技大会のテニス部門(中国/杭州、ハード)で金メダルを獲得。今大会は2回戦で第3シードのM・サッカリ(ギリシャ)を下すなど、母国の期待を背負い決勝に進出した。
決勝戦、ジャンは2-0と序盤でリードするも、4本のダブルフォルトを犯すなど3度のブレークを許し第1セットを落とす。しかし、第2セットはファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得しブレークチャンスをクレチコバに与えることなくセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセットでは6本のサービスエースを決めダブルフォルトを0本に抑えるなどサービスが復調。ストローク戦で2度のブレークを許したが、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、2時間26分の熱戦をものにした。
ジャンは今回の優勝で世界ランクが5上がり、自己最高の19位に浮上する。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはジャンのコメントが掲載されている。
「コートの上で最後のポイントを取ったときすごく幸せな気分だった。観客はみんな、私のために叫んでくれたし、私を全面的にサポートしてくれた。プレッシャーは大きかった。第1セットでは2-0とリードしていたのに、6ゲームを連取されてしまった。浮き沈みが激しかったけど、結局大事なのは試合に勝つこと。今はただ、最高にハッピーで、チームと一緒にいる時間を楽しみたい」
[PR]西岡 良仁、綿貫 陽介、島袋 将、望月 慎太郎、小田 凱人ら出場予定!
10/16(月)~10/22(日)「木下グループジャパンオープンテニス」WOWOWで連日独占生放送&WOWOWオンデマンドでは全コート配信予定!

■WOWOWオンデマンドはこちら>