男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は14日、シングルス準決勝が行われ、第16シードのH・フルカチュ(ポーランド)が第26シードのS・コルダ(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで破り、大会…

男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は14日、シングルス準決勝が行われ、第16シードのH・フルカチュ(ポーランド)が第26シードのS・コルダ(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たすと共に2021年4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)以来 約2年6カ月ぶりの「ATPマスターズ1000」2勝目に王手をかけた。
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世界ランク17位で26歳のフルカチュは今大会、初戦となる2回戦で同69位のT・コキナキス(オーストラリア)、3回戦で予選を勝ち上がった同184位のスー・ユーシュウ(台湾)、4回戦で同60位のジャン・ジジェン(中国)、準々決勝で同91位のF・マロジャン(ハンガリー)を下し4強入りを決めた。
準決勝では今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)4回戦で敗れた世界ランク26位のコルダと対戦。この日の第1セット、互いにサービスキープが続くと第6ゲーム、鋭いパッシングショットでブレークチャンスを掴んだフルカチュ。強烈なショットで主導権を握ると最後はコルダのボールがアウトとなりブレークに成功する。
その後、コルダにブレークチャンスを与えないフルカチュはサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをラブゲームでキープし先行する。
続く第2セット、フルカチュは第1ゲームで鋭いショットを見せコルダのミスを誘発しブレークに成功。その後は安定したサービスゲームを展開しブレークバックのチャンスを与えず。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをキープし1時間16分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフルカチュのコメントを掲載し「今日のパフォーマンスには本当に満足している。サーブとグラウンドストロークが良かったので彼(コルダ)にプレッシャーをかけていたのは間違いないね」と語った。
「対戦相手にとって難しいプレーができるように努力している。どの相手も同じで、その日のベストを尽くそうとするし、自分たちの戦術やプランを実行しようとする。ただ、精神的に強くあり続け、戦わなければならない」
今年2月のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)以来のツアー2勝目を目指すフルカチュは決勝で第5シードのA・ルブレフと対戦する。ルブレフは準決勝で第18シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6 (9-7), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
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