WTTコンテンダーマスカット(2023年10月8日~14日/オマーン) 10月14日、女子シングルス決勝で早田ひな(23=日本生命/世界ランク8位)がA.ディアス(22=プエルトリコ/同12位)をゲームカウント4-0で下し、優勝を果たした。…

WTTコンテンダーマスカット(2023年10月8日~14日/オマーン) 10月14日、女子シングルス決勝で早田ひな(23=日本生命/世界ランク8位)がA.ディアス(22=プエルトリコ/同12位)をゲームカウント4-0で下し、優勝を果たした。

ディアスは、水谷隼や石川佳純のコーチだった名将・邱建新を従えて決勝までやってきた。世界的に活躍者が多い黄金世代、2000年生まれの2人がぶつかり合う。

まずディアスの攻めに2-5とビハインドを背負うが、早田はフォアで強く回転をかけたドライブに加え、バックへのロングサーブでミスを誘い、11-7と逆転で先制する。


A.ディアス Photo:World Table Tennis

早田は両サイドとミドルを攻め、さらにアップダウンサーブでディアスの強打を消す。第2ゲームも11-5で奪い、3ゲーム目も早田のサーブが効き、何とかディアスが返したレシーブを3球目攻撃で次々と得点。ここも11-5で取る。

ディアスはときおり独創的な技を決めるが、試合の主導権を握るのは早田。大きなラリー戦になっても早田が押し込み、第4ゲームも11-6で獲得してストレート勝ちで優勝した。

早田はWTTコンテンダーリオデジャネイロに続く、今季二度目の国際大会シングルス優勝。日本のエースの強さを見せつけた。

<WTTコンテンダーマスカット 女子シングルス決勝>
早田ひな 4-0 A.ディアス(プエルトリコ)
11-7/11-5/11-5/11-6