男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)は14日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク277位の野口莉央が予選第8シードのウー・トンリン(台湾)を5-7, 6-0, 6…

男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)は14日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク277位の野口莉央が予選第8シードのウー・トンリン(台湾)を5-7, 6-0, 6-3の逆転で破り、予選決勝進出を果たすと共に2年連続2度目の本戦出場に王手をかけた。
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2試合に勝利すると本戦への出場権が手に入るこの予選。
野口が同大会の予選に出場するのは2年連続2度目。昨年大会では予選1回戦で伊藤竜馬、予選決勝で高橋悠介を下し本戦入り。そして1回戦でR・ラーマナータン(インド)を下しATPツアー大会初白星を飾った。
世界ランク192位のウーと対戦したこの日の第1セット、野口は先に2度のブレークを許しゲームカウント1-4とリードを許す。それでも怒涛の4ゲーム連取でイーブンとする。しかし、第11ゲームで3度目のブレークを許すと第12ゲーム、6度のセットポイントを凌ぎ2度のブレークチャンスを握るも活かせず、先行される。
それでも続く第2セット、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が92パーセントを記録するなど安定したサービスゲームを展開した野口。1ゲームも取られることなく、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、野口は開始からブレークチャンスを掴むと第4ゲームでブレークに成功。第7ゲームでは0-40とピンチを迎えるも5ポイント連取で凌ぐ。するとサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームで2度目のマッチポイントをものにし、2時間20分で勝利した。
勝利した野口は予選決勝で第4シードのダニエル太郎と世界ランク235位のジェイソン・ジュン(台湾)のどちらかと対戦する。
同日の予選1回戦には世界ランク246位の清水悠太、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した同270位の内田海智と同368位の守屋宏紀が登場したが初戦敗退となった。
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