KBS京都の競馬中継番組『うまDOKI』でメインMCを担当するようになって、はや半年。競馬愛は深まる一方ですが、予想のほうは......ボチボチですね(苦笑)。ほのかさんが秋華賞で選んだ馬の行方は?【本命の強さには逆らえない!?】 先日の…

 KBS京都の競馬中継番組『うまDOKI』でメインMCを担当するようになって、はや半年。競馬愛は深まる一方ですが、予想のほうは......ボチボチですね(苦笑)。



ほのかさんが秋華賞で選んだ馬の行方は?

【本命の強さには逆らえない!?】

 先日のスプリンターズSは、本命予想のマッドクールがハナ差の2着。あとちょっとでしたけど、秋GⅠの初戦ですから複勝的中でよしとします(笑)。

 今回予想するのは、牝馬三冠のラストレース、GⅠ秋華賞(芝・2000m/京都競馬場)です。このレースの注目は、何と言ってもリバティアイランド。牝馬三冠が達成されるのかどうか。最強の3歳牝馬を倒す馬が出てくるとすれば、どの馬なのか。あれこれ考えてみましたが......。

 本命は、リバティアイランドです。

 やっぱり、この馬の強さには逆らえません。2歳のデビュー戦で上がり31秒台の脚を繰り出したことには驚かされましたし、その後のレースでも確実にメンバー上位の上がりタイムを記録。クラシック第1弾のGI桜花賞では、他の馬たちが33秒台後半以下の上がりタイムだったのに、この馬だけが32秒台で上がってきましたからね。

 ソダシ、デアリングタクトと、牝馬のアイドルホースが相次いで引退。心にぽっかりと穴が空いたような寂しさを感じていましたが、新たなスター誕生によって、それを埋めてくれるのではないかと楽しみにしています。

 対抗は、ヒップホップソウルです。

 前走のGII紫苑Sでは、芝2000mのレースで2着と奮闘して1分58秒1という好タイムをマーク。速い流れのなか、後方から追い込んできた馬が1着、3着に来たレースで、道中3、4番手を追走して、最後まで踏ん張った底力に魅力を感じます。

 ここまで強いメンバーと戦ってきていますし、GIオークスでも2着以下とは僅差の6着と健闘しました。秋華賞でも、前に行って粘り込む存在がいるとすれば、この馬かなと。オークスの2400mという距離は少し長い感じがしたので、距離が短くなる今回は、GIでも上位争いに加わるチャンスが大いにあると思います。

【残り選んだ4頭は?】

 ▲は、ハーパーです。

 過去5戦のうち、デビュー戦からの2戦を除けば、すべて重賞を使われてきたにもかかわらず、馬券圏外に終わったのは4着だった桜花賞だけ。オークスの2着をはじめ、残る4戦はすべて連を外していません(2勝、2着2回)。

 ハイレベルなレースを使い続けているのに、この戦績は立派。陣営のコメントからは夏の成長力も感じますし、オークスからの距離短縮はこの馬にとってもプラス材料になるのではないでしょうか。



ほのかさんが秋華賞を占う

 ☆は、ドゥーラです。

 すべての勝利(3勝)を芝1800mのレースで挙げている馬ですから、牝馬三冠のレースのなかでは、距離的にここがベスト。斎藤新騎手との相性もよく、全3勝はこのコンビで手にしています。

 斎藤新騎手に手綱が戻ったオークスでも、15番人気ながら3着と好走。古馬との対戦となった前走・GIIIクイーンSも快勝し、若き鞍上もさらに自信をつけていると思います。3歳牝馬最後のGIで「もしかしたら......」を期待しています。

 △は、マラキナイア、モリアーナの2頭です。

 マラキナイアは、前走のGIIローズSでは後方から追い込んで3着。前々走の2勝クラス・八ヶ岳特別では好位で運んで2着。異なるポジションで上位入線を果たしている点に好感が持てます。

 レースの流れ次第でどんな位置にもつけられ、上がりも33秒台の脚を使える。展開を問わない自在性を買って、押さえておくことにしました。

 モリアーナは、秋初戦の紫苑Sで、難しい位置から、別次元の末脚であっという間の差し切り。馬群を貫いた前走から、多頭数の競馬も苦にならないはず。

 今回、私が印を打ったのは以上の6頭。リバティアイランドは誰もが本命にすると思うので、ヒップホップソウルを軸に......としたいところですが、今のリバティアイランドを見ていると、負けるところはちょっと想像できません。

 ということで、今回の買い目はリバティアイランドを1着固定にして残り5頭に流す、3連単軸1頭ながしで勝負したいと思っています。