WTTコンテンダーマスカット(2023年10月8日~14日/オマーン) 10月13日、混合ダブルス決勝で松島輝空/張本美和(木下アカデミー)が林昀儒/陳思羽(台湾)にゲームカウント1-3で敗れ、準優勝となった。準々決勝でダブルス世界ランク2…

WTTコンテンダーマスカット(2023年10月8日~14日/オマーン) 10月13日、混合ダブルス決勝で松島輝空/張本美和(木下アカデミー)が林昀儒/陳思羽(台湾)にゲームカウント1-3で敗れ、準優勝となった。

準々決勝でダブルス世界ランク2位の張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)を破った、16歳松島と15歳張本のペア。決勝の相手は同5位の強豪だ。

第1ゲームはいきなり台湾ペアに0-4とされ、4点差を最後まで詰められず7-11で先制される。2ゲーム目は先に7-10とゲームポイントを取られるも、日本ペアが踏ん張って10-10に追いつき、16-16から張本と松島が一本ずつ強打を決めて18-16で取り返す。


林昀儒/陳思羽 Photo:World Table Tennis

同じコースを連続で突いて相手ペアの動きを重ねるなど、老練な技も使う10代ペア。第3ゲームも接戦となるが、難しいボールを難なく強打する林に最後は立て続けに決められ、8-11で落とす。

4ゲーム目も中盤の勝負どころで先にミスが出て、差が広がる。東京五輪シングルス4位の林のキレ味鋭いドライブを抑えきれず、そのまま4-11で奪われて敗北した。

しかし準優勝。2021年世界ユースU15王者ペアが、シニアの舞台でも大きな一歩を踏み出した。

<WTTコンテンダーマスカット 混合ダブルス決勝>
松島輝空/張本美和 1-3 林昀儒/陳思羽(台湾)
7-11/18-16/8-11/4-11